こんにちは。フォトラクション代表の中島です。
早速ですが、上の写真はフォトラクションのオフィスに置かれているものです。何だかわかりますでしょうか?
これは、建物の柱と梁の1/1模型です!鉄筋と呼ばれる金属の棒を組み上げたもので、本来はここに型枠と呼ばれる木材で囲んでコンクリートを流し込んで完成するのですが、その前段階を模したものです。
模型なので危ない部分は研磨して削ったり、崩れないように溶接しているなど、本物と多少異なるところはありますが、素材自体は全て本物です。
この模型を造った理由ですが、私たちは工事現場で働く方々向けにサービスを提供していますが、社内には建設業出身の人間ばかりというわけではありません(むしろ少ないです)。
そのため、サービス開発をする上で業務のイメージがつきにくいという課題を抱えていました。ユーザーや社内の業界出身者に聞いたりしても、イメージがつきにくい状況が続いていました。
特に、配筋検査という業界において手間がかかる重要な検査があるのですが、写真で見てもわかったような、わからないような状況が続いていました。
そこで、もういっそのこと本物をつくってしまえば、サービス開発に役立つのでは?という発想で鉄筋屋さんにお願いして造ってもらいました!
ここで、社内の建設業出身者と、はじめて鉄筋を見る人それぞれに感想を聞いてみたいと思います。
仕事内容を簡単に教えてください
臼倉:
給与計算や入退社の手続きなどの労務業務や、情報システムやファシリティマネジメントなどの総務業務全般を担当しています。
増田:
採用業務を始めとして、人事評価制度の策定/運用、リブランディング(CI・BI・VIの策定/浸透)、Valuesの策定など、組織のフェーズに応じて幅広くHR領域を担当しています。
はじめて配筋模型を見た時の感想はどうでしたか?
臼倉:
私も建設業界出身ではないので、こんな風に近くで鉄筋を見ることはなかったです。もしかしたら近所の建設現場で目にしていたかもしれませんが…
増田:
私は建設業界出身で、配筋検査にも過去に携わったことがあります。建設業界を離れてからは、なかなか鉄筋に触れる機会がありませんでした。弊社オフィスに届いた模型を見て、どこか懐かしい気持ちになりました。
配筋模型はどんなことに使えそうですか?
臼倉:
Photoructionの機能精度向上にも大いに貢献してくれそうですが、建設業界未経験のメンバーが業界出身のメンバーとこの模型を囲みながらコミュニケーションをとることで、よりリアルに建設業界の課題を感じとることができるのではと思いました。
増田:
当社の従業員や面談/面接でお話しする採用候補者様など、建設業界出身者ばかりではありません。フォトラクションが提供するサービスをユーザー視点で理解する上で、配筋模型はとても役立つと思います。オフィスへ来られた際は、是非ご覧頂きたいです。
他にもあると嬉しいモノありますか?
臼倉:
実際の建設現場にいるような感覚を体験できるVRなんかどうですかね!
増田:
将来的には、建物が建つ一連のプロセスをまるっと表現したビルが一棟欲しいですね!
建設業の知見や経験などの垣根を超え、全従業員が一丸となってサービス開発ができるのが理想です!
どんな人と一緒に働きたいですか?
臼倉:
「建設業界を良くしたい」「働く人を幸せにしたい」という思いを持って入社してきたメンバーが多いというのがフォトラクションの良いところでもあるので、これからもそんな同じ思いを持った人たちと一緒に働きたいですね。
増田:
「レガシーな産業をテクノロジーの力で最適化したい」「建物の建て方を再定義したい」「建設技術を後世に継承したい」など、『建設の世界を限りなくスマートにする』といったミッションに紐づく思いは、当社従業員の中でも人それぞれです。そんな中で唯一共通しているのが、皆建設業界のことが好きなことだと思います。建設業界が好きな人、もしくはこれから好きになれる人と私は一緒に働きたいです。
ありがとうございました。活用自体はまだまだこれからですが、こういった取り組みを活用しながら、業界理解を深めていき、良いサービスを引き続き提供していけたらと思います。
業界出身者もそうでない方も、一緒に働く仲間を求めています。ご興味のある方は、オフィスに遊びに来ていただいて、ぜひ本物の配筋模型を見ていってください。
※おまけ。搬入時の様子。